子どもにはどれくらいの睡眠が必要?
かんたんな答え
6〜12歳の子どもは1日9〜12時間、13〜18歳の10代は8〜10時間の睡眠が必要です(米国睡眠医学会)。スウェーデン公衆衛生庁も6〜12歳について9〜11時間という近い範囲を示しています。睡眠が足りているかどうかのいちばんの目安は、日中に子どもがすっきりして集中できていることです。
| 年齢 | 1日の睡眠 | 出典 |
|---|---|---|
| 6〜12歳 | 9〜12時間 | AASM |
| 6〜12歳 | 9〜11時間 | スウェーデン公衆衛生庁 |
| 13〜18歳 | 8〜10時間 | AASM |
| 13〜17歳 | 8〜10時間 | スウェーデン公衆衛生庁 |
なぜ睡眠はそれほど大切なの?
眠っている間に体と脳は回復します。十分な睡眠は、集中する力、学ぶ力、ストレスや感情に対処する力、そして1日を過ごすエネルギーを子どもに与えます。睡眠不足が続くと、注意力、行動、学習の問題につながります。
なぜ10代は寝るのが遅くなるの?
多くの10代は生物学的に眠りのリズムが遅くなり、早く寝つくのが難しくなります。思春期の始まりには体内時計が最大2時間ほど後ろにずれることがありますが、必要な睡眠量は多いままです。就寝時間は10代の子に代わって決めるのではなく、一緒に計画し、夜遅くの画面を避けられるよう手助けしましょう。
よく眠るために役立つ習慣は?
- 平日も週末も、決まった生活リズムと同じ起床時間を保つ。
- 日中は外の光を浴びて体を動かす。
- 宿題や激しい運動は早めに済ませ、夜は静かに過ごす。
- 寝る前は画面から離れる:少なくとも30分前(スウェーデン公衆衛生庁)〜1時間前(米国小児科学会)。
- 夜はスマートフォン、タブレット、パソコンを寝室の外に置く。
- 寝室は涼しく、静かで、暗く保つ。
- エナジードリンク、コーラ、コーヒーなどカフェインを含む飲み物を避ける。
今週やってみよう
- 1週間の起床時間を1つ決めて、7日間守ってみる。
- 寝室の外に家族共通のスマホ充電場所を決める。
- 寝る前の最後の30分の画面時間を、シャワー、読書、その日の話など落ち着いた習慣に置き換える。
助けを求めるタイミング
子どもがいびきが大きい、眠っている間に呼吸が苦しそう・止まる、夜中によく目を覚ます、寝つきが非常に悪い、ベッドで十分な時間を過ごしているのに日中眠そう、といった場合は医師や学校の保健担当に相談しましょう。
出典
出典は原語のページにリンクしています。
- American Academy of Sleep Medicine: Paruthi et al., Recommended amount of sleep for pediatric populations, J Clin Sleep Med 2016
- Public Health Agency of Sweden (Folkhälsomyndigheten): Good sleep for children and young people, updated 2026
- American Academy of Pediatrics (HealthyChildren.org): Healthy sleep habits, updated 2026